※このニュースは記載日時点のものです。ニュース一覧もご参照下さい。
- 1.第76回火薬類製造保安責任者研修会
- (1)日 時:平成13年11月29日(木)10:00〜17:00
- (2)場 所:北とぴあ(東京都北区王子1-11-1)
- (3)参加者:日本火薬工業会会員会社の火薬類製造保安責任者
- および保安関係者計47名(事務局:日本火薬工業会)
- (4)内 容:
- 顕在,潜在事故報告(司会:鳥飼技術保安部会長(旭化成))
9社13工場から13件の報告があった。なかで研修会の1ケ月前に発生し,火薬類製造各社へ一斉立入検査が行われた「火薬製品の重量不足トラブル」について当該工場から発生原因について報告が行われ注意喚起があった。
- 講演 I
演題: |
「火薬類の保安行政について」 |
講師: |
経済産業省 原子力安全・保安院 保安課火薬班長 遠藤秀雄氏
最近の保安行政の中から以下のトピックスについて講演があった。
- 火薬類の管理の徹底について(テロ対策関連)
- 火薬類にかかる国際会議への対応について
- 規則改正事項
- 電子政府関係
- 平成13年中の事故統計
|
講演II |
演題: |
「静電気安全対策の基礎知識」 |
講師: |
(社)産業安全技術協会 主任試験員 蒲池正之介氏
静電気による事故が後を絶たないことから,初心にかえりその基礎知識に関する講演があった。蒲池氏は,自ら工夫して作成された"静電気の実験グッズ"を駆使して静電気の発生から帯電,放電の仕組みを分かりやすく解説され,また実際の発火,爆発のシュミレーションも行われた。静電気対策を見直す上で有効な講習であった。
|
- 2.平成13年度労使保安懇談会
- (1)日時:平成13年11月30日(金)14:00〜16:30
- (2)場 所:日本油脂(株)本社会議室
- (3)参加者:労働組合側(9労組):24名
- 会社側(9社):22名(事務局:日本火薬工業会2名)
- (4)本年度の報告テーマ
「職場の静電気対策はどのように実施されているか」
上記のテーマに関して,ダイセル化学工業(株),中国化薬(株),旭化成(株),日本工機(株)の4社から具体的な取組状況の報告があり,鳥飼技術保安部会長の司会の下で活発な質疑応答が行われた。組合側からも「労働組合の安全活動への取組について」をテーマに旭化成労連(大分支部)から発表があった。(比 嘉) |
© Copyright 1999-2024 Japan Explosives Society. All right reserved.