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火薬類製造保安責任者研修会は、従来の座学研修を秋季に行うこととなり春季は火薬類の製造現場を見学し保安事例の見聞と研修を行うことになった。
昨年は、日本油脂(株)武豊工場を見学したが、今年度は中国化薬(株)江田島工場を見学することになり、各社の火薬類製造保安責任者を主体に総勢40名が参加した。
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日時: | 平成14年6月7日(金) |
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場所: | 中国化薬(株)江田島工場(広島県安芸郡江田島町) |
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内容: | 中国化薬(株)江田島工場の概要について(蓮田工場長)
江田島工場の保安活動概況について(田村安全環境管理室長)
工場見学(TNT製造設備、地中火薬庫、廃薬焼却場)
保安講演(長田九工大名誉教授) |
江田島工場の保安管理活動の紹介では、コンピューター活用による保安管理の導入(TMQ-U)や外部監査システム等参考となるものが多くあったが、特に工場幹部の保安巡視にあたって「良いところも見つけて歩く」という点に感銘を受けた。
竣工式を終えたばかりの新TNTプラントについては、設計段階からの安全思想に加えてハード・ソフトにわたる詳細な事故再発防止対策が紹介された。これらは火薬類製造の事前安全評価方法として役立つ内容であった。
TNT硝化王室事故調査委員会の委員であった長田先生からは保安講演をしていただき、「保安の要点」として人間の心理,生理面から見た事故要因について講和いただき高い関心をよんだ。前夜の交流会,オプションとして行った旧海軍兵学校見学にも多くの参加者があった。今回の工場見学会にご協力いただいた中国化薬(株)早川常務取締役をはじめ,御世話いただいた江田島工場の皆様に厚く感謝申し上げます。
今回の研修会の参加者は次のとおり。
橋爪,伊藤,有木,森重(日化),竹内,廣崎(日油),鳥飼,伊東,―宮,石崎,池田(旭),平形,中村重(カーリット),小林,湊(目玉),北島,小倉,久保,岩崎(中化),高橋,木田(北洋),石井,大高(日ア),大島,西本(ワイ・エス。ケー),筒井(四国),井口(ラジエ),中村達(北海道日油),須藤(昭和),東,木原,植田(ダイセル),間庭(アイ。エイチ・アイ),福田(細谷),森(三菱重工),中村重郎(日電),上原(沖縄ア),丹生(日興),清水(口油技研),比嘉(工業会)
(比嘉)
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