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- 1.火薬に関する調査及び研究
- 各専門部会・委員会は下記のように部会を開催し研究,討論,見学会を実施した。
- 感度専門部会
- 第202回 平成14年5月13日(月)14:30〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.新委員に五十嵐委員(日本カーリット)。
2.部会賞に関する議論。
3.13年度会計報告。
4.感度データ集の序文承認。
5.落鎚感度試験の経過報告。
講演:
1.JIS落鎚感度試験の問題点と改正の方向--黒田英司(産総研)
2.部会賞受賞者
杉原秀明(日本化薬)・熊崎美枝子(産安研)
- 第203回 平成14年7月8日(木)13:00〜15:000
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.感度データ集刊行に関する報告。
2.摩擦感度試験機の摩擦板・棒の粗さ調整に関する報告。
3.その他。
- 第204回 平成14年10月7日(月)14:30〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.感度データ集刊行のお知らせ及び配布。
2.落鎚感度試験機に用いるRDXの輸入に関する報告。
3.摩擦板・棒の粗さの調整に関する報告。
4.安定度小委員会に関する報告。
5.その他。
- 第205回 平成14年11月13日(水)13:00〜15:00
於:産業安全研究所
議事:
1.摩擦感度試験機における摩擦板・棒に関するヒアリングの報告。
2.14年度の研究発表会において
発表された感度試験に関する優秀な研究内容の選考。
見学会:産業安全研究所所内。
- 第206回 平成15年1月15日(水)14:00〜17:00
於:東京大学工学部14号館422号室
講演:
1.BAM摩擦感度試験とBAM落鎚感度試験---黒田英司(産総研)
2.衝撃感度・殉爆感度について---------------吉田正典(産総研)
- 発破専門部会
- 第191回 平成14年5月10日(金)14:30〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.火薬学会関係の報告。
2.他学会関係の報告。
3.本年度見学会,講演会について検討。
4.粒度制御発破の研究会について。
5.その他。
- 第192回 平成14年7月26日(金)
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.火薬学会関係の報告。
2.他学会関係の報告。
講演:
1.鉱山でのLCAについて ------安達 毅(東京大学工学部)
2.トンネル掘削のLCAについて --緒方雄二(産総研)
- 第193回 平成14年8月11日(日)〜8月18日(日)
於:北京FRAGBLAST’7 出席
今回のFRAGBLASTで,勝山部会長が国際委員会のメンバーに推薦され,委員会で承認された。
尚,FRAGBLASTで,発表された論文は,(1)一般5件(2)爆薬及び起爆用火工品16件(3)岩石破砕機構19件(4)数値解析18件(5)発破及び発破設計43件(6)発破振動及び環境問題30件(7)計測5件(8)地質問題6件(9)発破解体8件であった。
- 第194回 平成14年11月7日(木)〜8日(金)
於:愛媛大学工学部
見学会:愛媛大学及び伊予砕石
- 第195回 平成15年1月24日(金)14:30〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.火薬学会関係の報告。
2.他学会関係の報告。
3.その他。
講演:
1.南海地震について ------ 勝山部会長
2.中国・四国地方の発破による巨大地震対策弾性波探査 -- 田村 肇(日本発破)
3.鉄橋の爆破解体について --宮村南峨生(カコー)
- 第196回 平成15年3月26日(木)15:00〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.次年度見学会・講演会等検討。
2.その他。
講演:
1.長孔発破について ---- 和田満穂(火薬学会)
2.発破解体の報告 ------ 宮村南峨生(カコー)
- 爆発衝撃専門部会
- 第164回 平成14年5月20日(月)14:30〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.部会長挨拶。
2.前回議事録承認。
3.加藤久敦氏(日本工機)入会承認。
4.東工大近藤研見学会報告。
5.ステップアップシンポジウムについて。
6.その他。
- 第165回 平成14年7月15日(木)14:30〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.部会長挨拶。
2.前回議事録承認。
3.遠距離見学会について。
4.ステップアップシンポジウムについて(9/6開催予定)。
5.話題提供,畑中委員(オランダの煙火事故について)。
6.その他。
- 第166回 平成14年9月27日(金)14:30〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.部会長挨拶。
2.前回議事録承認。
3.遠距離見学会について。
4.ステップアップシンポジウム報告。
5.話題提供(吉田部会長)。国際会議について。
6.その他。
- 第167回 平成14年11月29日(金)14:30〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.部会長挨拶。
2.前回議事録承認。
3.本年度活動報告。
4.火薬研究会について。
5.本年度近距離見学会について。
6.話題提供。(中山委員)経済産業省主催爆発実験について。
- 第168回 平成15年1月15日(水)14:00〜17:00
於:東京大学工学部14号館422号室
感度部会との合同講演会。
講演:
1.BAM摩擦感度試験とBAM落鎚感度試験---黒田英司(産総研)
2.衝撃感度・殉爆感度について--------------吉田正典(産総研)
- 第169回 平成15年3月7日(金)14:30〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.部会長挨拶。
2.前回議事録承認。
3.本年度の総括。
4.来年度計画。
5.その他。
- プロペラント専門部会
- 第98回 平成14年6月7日(金)13:30〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
講演会:
1.Combustion of GAP/AN Pyrolants ------------ 青木一郎(細谷火工)
2.Super-rate Burning of LiF Catalyzed HMX Pyrolants ---- 芝本秀文(細谷火工)
議事:
1.本年度計画。2.その他。
- 第99回 平成14年9月17日(火)13:00〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
1.講演会
(1)第29回IPS(アメリカ・コロラド州)の概要報告.田中雅文(防衛大)
(2)修正内容の報告。 青木一郎(細谷火工)。
(3)米国航空宇宙学会(AIAA)の第38回推進機関会議の概要報告。桑原卓雄(日本大学)。
2.お知らせ,その他。
- 第100回 平成14年11月29日(金)13:00〜17:00
於:宇宙科学研究所 A棟 8F会議室
1.講演会
(1) 超音波による燃焼速度の計測法に関する研究 ----- 甲賀 誠(防衛大学校)
(2) イタリアにおける大学教育の現状 ----- Mr.Marco Azimonti(The State of Education of University in Italy)
2.お知らせ,その他。
- 第101回 平成15年3月10日(月)13:00〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
1.講演会
(1) 黒色火薬に関する研究 ---- 阿部博輝・小山内 浩二・堀 智晴(日大理工 桑原研)
(2) ANおよびMg/Alを用いた新規ロケット用コンポジット推進薬に関する研究 ---- 村田博一(宇宙科学研究所 堀研)
2.お知らせ,その他。
- 火工品専門部会
火工品専門部会は,煙火専門部会,プロペラント専門部会,分析専門部会と合同で,見学や講演会を含め4回の部会を開催し,情報交換と関連分野の知識の習得を図った。
- 第50回 平成14年9月17日(火)13:00〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
プロペラント部会と合同。
1.講演会 第29回IPSの概要報告 青木一郎,芝本秀文(細谷火工),駒井 巌(日本油脂)
2.講演会 第38回AIAA推進機関会議の報告 桑原卓雄(日大工)
3.文献紹介
4.その他
- 第51回 平成14年12月11日(水)13:00〜17:00
於:科学警察研究所講堂
分析,煙火,プロペラント,感度部会と合同。
1.講演会 (最新熱分析機器に関する講演,詳細は分析部会報告参照)
2.見学会 科学警察研究所 爆発研究室
3.その他
- 第52回 平成15年1月30日(木)13:00〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
煙火部会と合同。
1.研究会 国内煙火製造事故と海外の煙火事故紹介
2.研究会 「エネルギー物質の科学」輪読と討議
3.講演会 金属/テフロンについて ---- 桑原卓雄(日大理工)
- 第53回 平成15年3月20日(水)13:30〜21日(木)12:00
於:山内煙火店,石和温泉ホテル糸柳
煙火部会と合同。
1.実験 マグネシウムーテフロン系組成物の煙火への応用
2.講演:
(1) 黒色火薬の情報 ---------------- 畑中修二(煙火部会長)
(2) 煙火・火工品組成物の最近の動向 -- 中村英嗣(火工品部会長)
3.その他
- 煙火専門部会
- 第9回 平成14年10月16日(水)13:00〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.前年度事業の確認と部会テーマ討議
2.煙火消費事故内容紹介
3.文献紹介( J.of Pyrotechnics No.15,16)
4.国連煙火輸送分類試験の実施内容紹介"
- 第10回 平成14年11月26日(火)13:30〜16:00
於:日本煙火協会 検査所
議事:
1.煙火玉の開発機構について紹介と討議
2.その他
見学: 検査所内見学,煙火玉の開発圧力測定実験見学
- 第11回 平成14年12月11日(水)13:00〜17:00
於:科学警察研究所
分析,火工品,プロペラント,感度と合同部会。詳細は,分析部会報告を参照。
- 第12回 平成15年1月30日(木)13:00〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
火工品部会と合同。
1.研究会 国内煙火製造事故と海外の煙火事故紹介
2.研究会 「エネルギー物質の科学」輪読と討議
3.講演会 金属/テフロンについて ---- 桑原卓雄(日大理工)
- 第13回 平成15年3月20日(水)13:30〜21日(木)12:00
火工品部会と合同。
1.実験 マグネシウムーテフロン系組成物の煙火への応用
2.講演:
(1) 黒色火薬の情報 ---------------- 畑中修二(煙火部会長)
(2) 煙火・火工品組成物の最近の動向 -- 中村英嗣(火工品部会長)
3.その他
- 分析専門部会
- 第49回 平成14年4月19日(金)14:00〜16:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.火薬分析ハンドブックについて
2.火薬類安定度試験方法検討委員会について
3.火薬類の分析と探知の国際シンポジウムプロシーディングスについて
4.フロリダ中央大学イーノン教授の特別講演について
- 第50回 平成14年6月11日(火)14:00〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.火薬分析ハンドブックの出版予定について
2.熱分析講演会について
3.国際会議案内
- 第51回 平成14年8月6日(火)14:00〜17:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.火薬分析ハンドブック出版について
2.火薬類安定度試験方法検討会について
3.国際会議報告
4.見学会について
- 第52回 平成14年10月28日(火)14:00〜17:30
於:旭化成富士解析センター
議事:
1.火薬分析ハンドブック出版の報告
2.熱分析に関する合同講演会について
3.火薬類安定度試験方法検討会の報告
見学会:旭化成富士解析センター所内見学
- 第53回 平成14年12月11日(水)13:30〜17:30
於:科学警察研究所大会議室
合同講演会
講演:
(1) エネルギー物質の熱的危険性と熱測定 ---- 安藤隆之(産安研)
(2) 小型反応熱量計の概説と応用測定 ------ 金子崎良(リガク)
(3) SITによる発熱挙動のスケール効果の検討 -- 三宅淳巳(横国大工)
- 企画委員会
WG ホームページ委員会は,東京大学工学部5号館 607号室で下記のように開催された。
- 第1回 平成14年5月28日(火)16:00〜18:00
- 第2回 同 8月8日(木)16:00〜18:00
- 第3回 同 11月20日(水)16:00〜18:00
- 第4回 平成15年2月24日(月)16:00〜18:00
ホームページの運営,サーバの管理,広報活動及び学会誌のオンライン化等について検討。
- 環境安全委員会
- 平成15年3月4日(火)14:00〜16:00
於:日本火薬工業会会議室
議事:
1.小委員会報告(威力検討,安定度検討,安全情報,環境対応各小委員会より過去2年間の活動報告があり,質疑応答がなされた。)
2.今後の方針(環境安全委員会は2年間で活動を終了する予定であったが,活動内容が有意義で各方面での利用価値があるので,もう1年継続する。)
- 国際委員会
- 平成14年6月18日〜20日 ポーランド OECD-IGUS-EPPWG 会議に委員 2名派遣。
- 平成15年3月15日〜20日 ドイツ OECD-IGUS-EOSWG 会議に委員 1名派遣。
尚,国際化対応委員会の時のOECD−IGUSへの対応は平成15年度より,社団法人 全国火薬類保安協会へ移管することになった。
- 編集委員会
会誌 Vol.63,No.2〜Vol.64,No.1 及び EXPLOSION No.34,No.35,No.36の刊行に対し下記の如く開催された。会誌,火薬学会誌はVol.64,No.1より Science and Technology of Energetic Materials と改称した。
- 第247回 平成14年5月8日
- 第248回 平成14年7月8日
- 第249回 平成14年11月12日
- 第250回 平成15年1月27日
- 第251回 平成15年3月25日
- 2.火薬類に関する研究発表会,火薬研究会,基礎火薬学セミナーの開催。
- (1)研究発表会
- 平成14年5月14日(火)
学術総合センター一橋記念講堂において第61回通常総会及び春季研究発表会を開催,研究発表30件,特別講演1件,参加者は230名であった。
- 平成14年5月15日(水)〜17日(金)
学術総合センター一橋記念講堂において環太平洋国際会議(ISEM2002)開催。研究発表40件,ポスターセッション28件,特別講演4件,参加者は170名であった。
- 平成14年10月24日(木),25日(金)
北九州テクノセンターにおいて,秋季研究発表会を開催,秋季研究発表会を開催,研究発表46件,特別講演1件,参加者は120名であった。
- (2)研究会
- ステップアップシンポジウム
日時:
平成14年9月6日(金)13:00〜17:00
於:中央大学駿河台記念館 320号室
講演:
1.岩石の動的特性に関する研究 丁 佑鎮(産業技術総合研究所)
2.南極での人工地震発破 高橋康博(北海道日本油脂)
3.電子遅延式雷管(EDD)を用いた発破 山本雅昭(旭化成ジオテック)
4.建築分野における発破技術および爆薬エネルギーの期待 加藤政利(五洋建設)
5.トンネルにおけるポンプエマルション爆薬の実用試験 田口琢也(日本化薬)
自由討論
- (3)火薬学セミナーは,開催されなかった。
- (4)講習会
- 火薬類の製造と保安の講習会(主催:日本火薬工業会)平成14年9月2〜4日に共催参加した。
- 3.火薬学会賞の授与。
- 平成14年度火薬学会賞は審査委員会で審査の結果,学術賞,論文賞,奨励賞各1名に授与されることになった。技術賞は該当者なし。
- 学術賞 越 光男君(東大工)
- 論文賞 久保田士郎君(九大工)
- 「高エネルギー物質の衝撃起爆過程の数値解析に関する研究」
- 奨励賞 叶 樹集君(東大工)
- 「Low Temmperature Raman Spectra and Energy Transfer Processes」
- 審査委員長 小川輝繁
- 審査委員 加藤幸夫,北島英二,鳥飼隆顕,中村重幸,枩沢俊雄,松永猛裕。
- 4.庶務の概要
- (1)第61回通常総会 平成14年5月14日
於:学術総合センター一橋記念講堂
- (2)第61回評議員会 平成14年5月14日
於:学術総合センター一橋記念講堂中会議室
- (3)第216回理事会 平成14年4月23日
於:日本火薬工業会会議室
- (4)第217回理事会 平成14年5月14日
於:学術総合センター一橋記念講堂
- (5)第218回理事会 平成15年3月25日
於:日本火薬工業会会議室
- (6)運営委員会
- 第48回 平成14年4月16日 第49回 同 5月9日 第50回 同 6月11日 第51回 同 9月18日 第52回 同 11月11日 第53回 平成15年1月7日 第54回 同 3月4日
- (7)会誌寄贈,交換
- 寄贈41ケ所・国内29ケ所,国外12ケ所。交換41ケ所・国内32ケ所,国外9ケ所。
- 5. 平成14年度中の会員の移動状況 ( Δ:減 )
| 平成14年 4月1日現在 | 平成14年度中の移動 | 平成15年 3月31日現在 | 備 考 |
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移 籍 | 逝 去 |
名誉会員 | 8 (42) | 0 | 0 | 8 (42) | |
永年会員 | 77(120) | 3 | Δ3 | 77(123) | Δ植竹,保坂,衣山。 |
計 | 85(162) | 3 | Δ3 | 85(165) | |
| | 入会 | 退会 | | |
特別賛助会員 | 15 | 0 | 0 | 15 | |
団体賛助会員 | 20 | 0 | Δ1 | 19 | 牛尾商店 |
個人賛助会員 | 10 | 0 | 0 | 10 | |
団体維持会員 | 16 | 0 | Δ1 | 15 | 同和鉱業 |
個人維持会員 | 173 | 2 | Δ4 | 171 | |
正 会 員 | 541 | 27 | Δ28 | 540 | |
外国会員 | 13 | 0 | 0 | 13 | |
計 | 788 | 32 | Δ37 | 783 | |
合 計 | 873 | 32 | Δ37 | 868 | |
|
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