各専門部会・委員会は下記のように部会を開催し研究,討論,見学会を実施した。
火工品専門部会は,昨年に引き続いて起爆薬化学分解処理法について,現在各社で行われている処理法を技術的に検討した。これを整理し「起爆薬化学分解処理法(その2)DDNP」,「起爆薬化学分解処理法(その3)トリシネート」として,EXPLOSIONに発表した。また,自動車用安全装置に用いられるボロン系点火薬およびジルコニウム系点火薬について資料を収集し,日本火薬工業会に提供した。
煙火部会は,講演会や見学を含め4回の部会を開催し,煙火の新技術講演,安全技術や海外動向の情報交換と安全管理の意見交換を図った。
尚,分析専門部会は,過去60回の部会を開催し安定度試験の検討,分析に関する学会規格の作成,「火薬分析ハンドブック」の出版,火薬類分析データベースの作成と成果を上げてきたが,最近の情勢から爆発物探知専門部会として新しく発足する。
企画委員会は,火薬学会の会員サービス,広報活動を中心に活動し,企画委員会および広報小委員会を下記の通り開催した。
エネルギー物質に関する研究者及び研究機関に関する国際情報を整備し,研究交流を推進するとともに学会の国際化を推進。また,本年度開催された,OECD−IGUSの情報を翻訳し学会のホームページに掲載した。
平成17年度火薬学会賞は審査委員会で審査の結果,学術賞(1名),論文賞(1名),奨励賞(1名),に授与されることになった。技術賞は該当者なし。
平成17年 4月1日現在 | 平成17年度中の移動 | 平成18年 3月31日現在 | 備 考 | ||
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移 籍 | 逝 去 | ||||
名誉会員 | 7 (42) | 0 | 0 | 7 (42) | |
永年会員 | 71(117) | 0 | Δ 1 | 70(117) | Δ 田中一三 |
計 | 78(159) | 0 | Δ 1 | 77(159) | |
入会 | 退会 | ||||
特別賛助会員 | 15 | 0 | 0 | 15 | |
団体賛助会員 | 17 | 0 | 0 | 17 | |
個人賛助会員 | 11 | 0 | Δ 1 | 10 | |
団体維持会員 | 13 | 0 | 0 | 13 | |
個人維持会員 | 161 | 14 | Δ 6 | 169 | |
正会員 | 569 | 20 | Δ 26 | 563 | |
外国会員 | 14 | 0 | Δ 2 | 12 | |
計 | 800 | 34 | Δ 35 | 799 | |
合計 | 878 | 34 | Δ36 | 876 |