(1)火薬類に関する調査研究
- 感度専門部会
- 平成18年度より爆発衝撃専門部会と合併し,新部会として発足する。
- 発破専門部会
- 本年度の取組としては,「発破歴史と発破理論」に関する分科会を設置し検討する予定である。
また,海外研究者との交流を深めることを目的として,アジア太平洋発破研究会にも積極的に協力する。その他の緊急な研究課題については,必要に応じて分科会を設けて対応する。農耕発破,衝撃壌土活性化に関する検討および発破と機械掘削との比較でのLCA等についても検討を行う。行事計画としては,専門部会6回,見学会(海外を含めて)1〜2回を予定。専門部会では主に発破技術に関する講演会も開催する。
- 爆発衝撃専門部会
- 専門部会 6回,講演会1〜2回,見学会1〜2回,研究会1〜2回(他の専門部会との共催を含む)を行う。6回の専門部会では部会員の研究成果報告(話題提供)や,特定のテーマに関するシリーズ講演を行う。
本年度より感度専門部会と合併し研究活動を行う。
- プロペラント専門部会
- 研究会(プロペラントに関する燃焼,熱分解,安定性およびシステム化,パイロラントをはじめとする高エネルギー物質などについて)を6回程度行い,他専門部会との研究会も行う。見学会は2回程度開催,特に研究会においては内外の研究者を招いて最近の技術動向および問題点などの検討を行う計画である。 サブ研究会「宇宙産業技術研究会」は別途,年3回程度開催し,宇宙産業における火薬類の新たな応用技術について検討する。
- 火工品専門部会
- 火工品の基礎化学,性能および危険性に関する講演会を2〜3回,内外の火薬類や火工品に関する情報交換を目的とした研究会を1〜2回行う。
特に,自動車用安全装置に用いられる点火関係の資料を収集し,新規組成物も含めた安全な点火薬の開発のための方向性の検討を行う。
- 煙火専門部会
- 煙火製造や消費等の安全化と環境対応に必要な知識の確認を目的とした討議と,関連分野の専門家による講演を中心に活動する。専門部会3回,講演会1回(火工品部会との合同を含む),見学会2回を予定している。
- 分析専門部会
- 本年度より爆発物探知専門部会として新しく発足する。
爆薬探知,探知機器,爆発物処理等について講演会,見学会,検討会等を年3〜4回開催する予定である。
- 編集委員会
- 論文誌「Science and Technology of Energetic Materials」及び会誌「EXPLOSION」刊行のため6回の委員会を開催する予定である。
- 国際委員会
- エネルギー物質に関する研究者及び研究機関に関する国際情報を整備し研究交流を推進すると共に学会の国際化を推進する。 また,本年度開催される,OECD−IGUSの本会議,EOS,EPPの作業部会の情報を翻訳し,火薬学会のホームページへ掲載する。
- 企画委員会
- 火薬学の周辺領域との連携を深め,学会の発展を図り国際委員会と連携し学会の国際化を推進する,尚,将来構想についても討議を行う。
- 広報小委員会
- 火薬学会の会員サービスの充実,広報活動を中心に活動し,火薬学会サーバの外注化に伴うホームペジコンテンツの充実,火薬学会誌STEMのオンライン閲覧・投稿システムおよび会員登録システムの稼動に向けて検討を行う。
尚,本年度より ガスデトネーション専門部会,爆発加工専門部会,エアーバッグ専門部会を新設する。
(2)火薬類に関する研究発表会,火薬研究会,基礎火薬学セミナーの開催。
- 春季研究発表会は,東京都江戸川区総合区民ホールにおいて5月11〜12日開催。
秋季研究発表会は,北九州にて開催予定(開催場所未定)開催日未定。
- 公開研究会,講演会,基礎火薬学セミナー,ステップアップシンポジウムを開催する。
- その他,安全工学シンポジウム,衝撃波シンポジウム,燃焼シンポジウム,高圧討論会,火薬類の製造と保安の講習会等に共催,後援参加する。
(3)火薬学会賞の授与。
(4)学会運営のため次の会合を開催する。
- 第65回通常総会
- 第65回評議員会
- 理事会 3回
- 運営委員会 隔月
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